STRETCH BOOKS

ストレッチブック・シリーズ: 12-18枚の異なるドローイングやコラージュが一体となった作品。自由自在に引き伸ばす事ができるので、その日の気分によって、観賞したいアートを選ぶことができる。ポケットサイズの、持ち運び可能なこの作品は、本のようにどこでも楽しめる額縁に囚われない「新しいアートのあり方」を提示するとともに、ギャラリー展示に縛られる芸術に対するアンチテーゼとも解釈することが出来る。ターナーは、アート作品とその鑑賞者のオープンな関係を示唆する、このストレッチブックを1995年から制作。

サイズ :120 - 180 x 10cm  全てオリジナルの一点物。

MORPH DRAWINGS (2008-2014)

モーフ・ドローイング: ターナーはモーフ・ドローイングを「流動し続ける身体の、真の感情表現をトレースしたもの」だと語る。この作品シリーズは、現代建築が自然生物の持つ形態ー曲線や何重にも複雑に入り込む表層を再現するために用いるパラメトリックデザイン,*モーフォロジーそしてスプリンジオメトリー等のコンセプトに共通点を見出すことが出来る。又はもっと端的に、一種の「舞踏」という解釈もできる。ドラマーのダンス:ターナーの宙を舞う腕や手の動きがエネルギーを発する様をトレースしたモーフ・ドローイング。作品細部への鑑賞を愉しんで頂きたい。

THE RUDIMENTS AND MIXED MEDIA (2004-2007)

ルーディメンツ・シリーズ: モーフドローイングとの共通点を見出すことができる同シリーズは、ターナーの物体表層への鋭い観察眼を見受けることが出来る。物体の表層が長期間に渡る無数の働きかけにより、変容していく様を捉えたプラスティックアートとも言える同作品。機能的でありながら視覚的にも惹きつけられるテクスチャーを捉えた同シリーズ「ルーディメンツ」。タイトルはドラマーにとって欠かせない伝統的な練習法に因んで名付けたという。